入国警備官(社会人採用)になるには。2019年試験の日程、倍率、初任給を解説

2019年度 国家公務員 入国警備官(社会人)試験について

受験資格

国家公務員 入国警備官(社会人)の受験資格は39歳までです。

ただし、身体検査や体力検査があるため、できるだけ若いうちに受験することをおすすめします。

受験資格

1979(昭和54).4.2以降生まれの者(高卒者試験対象者を除く)

※高卒者試験対象者
2019年4月1日において高校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から5年を経過していないもの及び2020年3月までに高校又は中等学校卒業者

なお、40歳を超えても国家公務員試験の「経験者採用試験(係長級・課長補佐級)」の受験資格がありますので、入国警備官にこだわらず公務員を目指す場合はその他の試験も視野に入れると良いでしょう

試験日・試験種目・合格発表日

1次試験

試験日2019.9.22(日)
申込期間2019.7.16(火)~7.25(木)
試験科目・基礎能力試験(多岐選択式)
・作文試験
合格発表日2019.10.9(水)

2次試験

試験日2019.10.23(水)~25(火)
試験科目・人物試験(面接)
・身体検査
・身体測定
・体力検査
合格発表日2019.11.19(火)

2次試験を合格しても採用されるとは限りません。2次試験に合格すると、採用候補者名簿(1年間有効)に記載され、この名簿の中から採用者が決定します。

体力測定について

次の基準に達しないものが1つでもある場合は不合格となります。

立ち幅跳び(瞬発力)男子205cm以上、女子147cm以上
上体起こし(筋持久力)男子21回以上、女子13回以上

身体検査について

次のいずれかに該当する場合は不合格となります。

  • 色覚に異常のある者(ただし、職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
  • 裸眼視力がどちらか一眼でも0.6に満たない者(矯正視力が両眼で1.0以上の場合は可)
  • 四肢の運動機能に異常のある者

※2019年度試験から身長や体重の制限はなくなりました。

申し込み方法

出願は、インターネットで受け付けています。

入国警備官(社会人)採用試験の倍率

2018年度の入国警備官(社会人)試験の倍率は57.0倍です。一次試験・二次試験の合格者数は次表のとおりです。

採用者数が1ケタ台と極めて少なく、合格するにはかなりの準備が必要です。

申込者1次
合格者
倍率最終
合格者
倍率
3992714.8757.0

入国警備官(社会人)の勉強方法

主な勉強方法
  • 参考図書などを購入しての独学
  • 専門学校の模試を利用
  • 専門学校の特別講習を利用(夏季講習や冬期講習)
  • 現在の仕事を続けながら専門学校で勉強(塾のように、平日夕方や休日に学習)

独学での合格は可能ですが、よほどの精神力がないと乗り越えることが難しいです。
最低でも、専門学校等の試験や短期講習を利用すると良いでしょう。

試験のレベルが高いわけではありませんが、採用者が少ないため、合格者が少ない難関試験です。前職での経験や面接の印象で合否が左右されます。
筆記試験だけでなく、面接にも対策が必要となります。

入国警備官の勤務時間・休日・初任給(例)

仕事内容

入国警備官は、犯罪に走る外国人や、違法就労を行う外国人に対処する任にあたります。

入国警備官の仕事
  • 違反調査(情報収集、調査、取り調べ)
  • 摘発(裁判所の許可を得て行う、強制調査)
  • 収容
  • 送還

勤務時間

勤務時間: 1週間当たり38時間45分(週休2日制)です。
年次休暇:年20日。残日数は20日を限度として翌年に繰越。
休暇制度:病気休暇、特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)、介護特別休暇
また、ワークライフバランス支援制度として、男性、女性を問わず育児休業制度等も選択できます。

初任給(例)

205,440円 ※公安職俸給表(一)1級3号俸適用時

「一般職の給与に関する法律」より。東京都特別区内に勤務する場合における2019年4月1日の給与の例。

入国警備官は一般の国家公務員に適用される行政職俸給表(一)に比べて12%程度給与水準の高い国家公務員の 「公安職俸給表(一) 」 が適用されます。

諸手当
  • 扶養手当(子を扶養する場合、月額10,000円等)
  • 住居手当(借家に住む場合最高27,000円)
  • 通勤手当(交通機関を利用して通勤する場合の定期券相当額・1か月55,000円以内)
  • 期末手当・勤勉手当(ボーナス)(一年間に俸給等の4.45月分)

採用後の研修( 初任科研修 )

採用後、地方出入国在留管理官署で若干期間勤務した後、法務総合研究所牛久支所(茨城県)にて3か月間・全寮制の「初任科研修」を受けます。

この研修で憲法・行政法・出入国管理及び難民認定法などの法律知識や、外国語などの学習のほか、武道訓練、逮捕術、拳銃操作訓練などが行われます。

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