
目次
入国警備官の倍率
入国警備官は、毎年50名程度の募集しかしておらず、皇宮護衛官と並ぶ狭き門です。常に高い倍率を維持しています。
2019年度の入国警備官採用試験の結果は次の表のとおりです。
入国警備官の全体の倍率16.4倍は、皇宮護衛官(35.4倍)に次ぐ高い数値になっています。
高卒程度試験(~23歳)と、社会人枠(~40歳)とでは、採用予定者数が異なるため、倍率に大きな差があります。入国警備官を目指すなら、高校生のうちに進路を決めておきたいですね。
区分 | 申込者 | 最終合格者 | 倍率 |
---|---|---|---|
入国警備官 | 1,918 | 129 | 14.9 |
入国警備官(社会人) | 333 | 8 | 41.6 |
計 | 2,251 | 137 | 16.4 |
入国警備官の倍率の推移
入国警備官の最終合格倍率(最終合格者/申込者)は、年々低下しています。
特に、社会人採用は、2016年は100倍を超えていましたが、2019年度では半分以下の41.5倍まで低下しています。
といっても、100人に1人から、40人に1人の合格率なので、依然厳しいままですが、宝塚市の400倍よりは現実的な数値と言えるでしょう。
採用予定人数についても、2017年度までは、社会人採用は「若干名」という募集でしたが、2018年度以降は「5名」と明示されるようになり、きちんと採用されていることが分かるようになりました。
「若干名」という募集は、本当に採用されるのか不明なので、受験するのが怖くなりますよね…。
入国警備官の最終合格倍率の推移の図は次のとおりです。

入国警備官の申込者数と採用者数の推移
入国警備官の申込者数と採用予定者数の推移は次のとおりです。
棒グラフが申込者数、折れ線グラフは採用予定者数です。
図で見ると、申込者に対して採用予定者がかなり少ないことがわかります。

高卒者枠の申込者数が増加し、社会人枠の申込者数は減少しています。
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最終合格者と採用辞退者
過去の採用辞退者の人数
入国警備官をはじめ、公務員試験は、複数の試験を同時に出願することが多いため、最終合格者に残った人の何割かは、第一志望に合格すると、第二志望以下の省庁の採用を辞退してしまいます。
入国警備官の採用辞退者数の過去数値は次のとおりです。
入国警備官は、最終合格者の約半分が採用を辞退しています。社会人枠は、最終合格者が1桁台(5~8人)のため、辞退者のほとんどは高卒者枠と推測されます。
年度 | 最終合格者 | 辞退者 | 採用者 |
---|---|---|---|
2016 | 126 | 67 | 59 |
2017 | 79 | 32 | 47 |
最終合格者と採用予定の人数
公務員試験は、採用辞退者が出ることを考慮し、採用予定者数よりも多くの最終合格者を確保しています。
2019年度の入国警備官の最終合格者と採用予定者は次のとおりです。
試験区分 | 最終合格者 | 採用予定者 |
---|---|---|
入国警備官 | 129 | 75 |
入国警備官(社会人) | 8 | 5 |
計 | 137 | 80 |
社会人枠で最終合格者に残っている方は、ほぼ採用される見通しですね。
採用予定者と実際の採用人数
実際の採用者(確定数)が採用予定者(募集時点の予定数)を上回った年もあります。
過去の採用予定人数と、実際の採用人数は次の表のとおりです。
年度 | 採用予定 | 採用(確定) |
---|---|---|
2017 | 35 | 47 |
2016 | 40 | 59 |
実際の採用者は、予定人数の1.3~1.4倍となっています。採用辞退しなかった人は、ほとんど採用されているとみていいでしょう。
本当に入国警備官になりたいと希望する人は、採用される見込みが大いにあります。
採用通知を楽しみに待っていましょう!
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