気象大学校学生(幹部候補)になるには。2019年試験の日程、倍率、初任給を解説

2019年度 気象大学校学生(高卒程度)試験について

気象大学校学生は、高卒者を対象とした試験です。
気象庁の幹部候補生として採用されます。
卒業後は、主に全国の気象台や、気象省(本庁)に勤務します。

受験資格

2019年4月1日において高校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から2年を経過していないもの及び2020年3月までに高校又は中等学校卒業者

航空保安大学校学生の受験資格はたった3年!

2020年4月採用者試験の受験資格者は、2017年3月高校卒業者~2020年3月卒業見込みの者のみです。

大学進学をせずに公務員に就職することを希望する方は早めの対策が鍵となります!

試験日・試験種目・合格発表日

1次試験

試験日2019.10.26(土)~10.27(日)
申込期間2019.8.22(木)~9.2(月)
試験科目・基礎能力試験(多岐選択式)
・学科試験(多岐選択式)
合格発表日2019.12.6(金)

2次試験

試験日2019.12.13(金)
試験科目・人物試験(面接)
・身体検査
・身体測定
合格発表日2020.1.16(木)

2次試験を合格しても採用されるとは限りません。
2次試験に合格すると、採用候補者名簿(1年間有効)に記載され、この名簿の中から成績及び採用のための意向調査を考慮したうえ、採用者が決定します。

学科試験について

学科試験は2日間かけて実施されます。

1日目
学科試験(多岐選択式)
39題(3時間)・数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列、ベクトル分野)
・物理基礎、物理
・コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ
2日目
学科試験(記述式)
2~5題(1時間20分)数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列、ベクトル分野)
2~5題(1時間20分)物理基礎、物理
2~3題(1時間20分)コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ

作文試験は、第一次試験合格者を対象に評定した上、最終合格者決定に反映されます。

身体検査について

主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、尿、その他一般内科系検査が行われます。
人事院ホームページでは、具体的に不合格となる基準は示されていません。

申し込み方法

出願は、インターネットで受け付けています。

気象大学校学生 採用試験の倍率

2018年度の航空保安大学校学生(高卒程度)の倍率は13.1倍です。 1次試験、2次試験の合格者は次表のとおりです

申込者1次試験
合格者
倍率最終
合格者
倍率
428469.13213.1

気象大学校学生になるための勉強方法

主な勉強方法
  • 参考図書などを購入しての独学
  • 専門学校の模試を利用
  • 専門学校の特別講習を利用(夏季講習や冬期講習)
  • 高校在学中から専門学校に入学(塾のように、平日夕方から学習)
  • 高校卒業後に専門学校に入学(予備校のように、日々学習)

気象大学校学生に独学で合格するには、よほどの精神力がないと乗り越えることが難しいです。

最低でも、専門学校等の模試や短期講習を利用すると良いでしょう。

受験資格は、高校在学中を含めて3年しかないため、もしも、受験に失敗した場合の進路についても考えておかなければなりません。

気象大学校学生の勤務時間・休日・初任給(例)

仕事内容

気象大学校卒業後は、気象庁や全国各地の気象台などに配属され、観測(気象・海洋・火山・地震)、予報、調査、研究等の業務にあたります。
また、国際協力業務として、ジュネーブに本部を置く世界気象機関(WMO)や南極観測隊などでの任務もあります。

勤務時間

勤務時間: 一般事務の勤務時間は8:30~17:15の週38時間45分勤務です(東京等の大都市においては、時差出勤を行っています。)。

地方気象台等での観測(24時間体制)に従事する場合、勤務時間は週休2日制(土、日勤務あり)の深夜を含む交代制です。

年次休暇:年20日。残日数は20日を限度として翌年に繰越。
休暇制度:病気休暇、特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)、介護特別休暇
また、ワークライフバランス支援制度として、男性、女性を問わず育児休業制度等も選択できます。

初任給(例)

157,516円 ※行政職俸給表(一)1級5号俸に地域手当を加味した額。
気象大学校を卒業後も、行政職俸給表(一)が適用されます。

諸手当
  • 扶養手当(子を扶養する場合、月額10,000円等)
  • 住居手当(借家に住む場合最高27,000円)
  • 通勤手当(交通機関を利用して通勤する場合の定期券相当額・1か月55,000円以内)
  • 本省業務調整手当(本府庁の業務に従事する者に、行政(一)1級の場合月額7,200円)
  • 期末手当・勤勉手当(ボーナス)(一年間に俸給等の4.45月分)

採用後の研修( 気象大学校)

採用されると、気象大学校(千葉県柏市)に入校(全寮制)し、4年間の研修を受けます。

「気象大学校」は、将来の気象庁の中核となる職員を養成するための大学部(研修機関4年)です。
ここでは、気象業務に関する技術開発や企画・指導を行うことのできる人材となるため、地球科学、基礎学術、一般教養に、防災行政など、将来の幹部職員として必要な知識・技術を身に付けます。

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