
税務職員(高卒)の試験情報(2020年度)のページです。
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目次
税務職員(高卒)の2020年度採用試験について
税務職員(高卒)の2020年度の採用試験の情報と、過去試験の倍率、初任給などをご紹介します。
税務職員の受験資格
税務職員の受験資格はたった4年です!税務職員採用試験の2020年度の受験資格は次のとおりです。
- 2020年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者(2017年4月1日以降に卒業した者が該当します。)及び2021年3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
- 人事院が1に掲げる者と同等の資格があると認める者
税務職員の募集人数
税務職員の募集人数は合計1,015人です。
募集人数が昨年より2割増加しています(前年募集:800人)。
募集枠が大幅に増えたため、倍率が下がる「穴場試験」になるかもしれませんね。
- 北海道:40人
- 東北:65人
- 関東甲信越:450人
- 東海北陸:125人
- 近畿:115人
- 中国:45人
- 四国:40人
- 九州:115人
- 沖縄:20人
税務職員の試験日・試験種目・合格発表日
1次試験
申込期間 | 2020.6.22(月)~7.1(水) |
試験日 | 2020.9.6(日) |
試験科目 | ・基礎能力試験(多岐選択式) ・適性試験 (多岐選択式) ・作文試験 (記述式) |
合格発表日 | 2020.10.8(木) |
1次試験合学者は、多岐選択式の基礎能力試験と専門試験の成績で判断されます。
記述試験は最終合格者決定の際の判断材料となります。
2次試験
試験日 | 2020.10.14(水)~10.23(金) |
試験科目 | ・人物試験(面接、性格検査) ・身体検査 |
合格発表日 | 2020.11.17(火) |
最終合格者は採用候補者名簿(1年間有効)に記載されます。この名簿の中から、採用者が決定します。
申し込み方法
出願は、インターネットで受け付けています。
受験料は無料です!気になる方は気軽に申し込み、早めに勉強を始めましょう!!
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税務職員の倍率の推移
税務職員の2018年度試験の倍率は4.6倍でした。税務職員の倍率は減少傾向であることから、合格の可能性が高い試験といえます。
▼税務職員の過去倍率の一覧。
地域 | 申込者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
北海道 | 241 | 90 | 49 | 4.9 |
東北 | 614 | 183 | 121 | 5.1 |
関東甲信越 | 2,510 | 1,074 | 632 | 4.0 |
東海北陸 | 850 | 325 | 166 | 5.1 |
近畿 | 608 | 256 | 156 | 3.9 |
中国 | 423 | 184 | 74 | 5.7 |
四国 | 237 | 88 | 49 | 4.8 |
九州 | 1,023 | 330 | 184 | 5.6 |
沖縄 | 138 | 52 | 24 | 5.8 |
2019年計 | 6,644 | 2,582 | 1,455 | 4.6 |
2018年計 | 8,011 | 2,630 | 1,496 | 5.4 |
税務職員(高卒者)の勉強方法
- 参考図書などを購入しての独学
- 専門学校の模試を利用
- 専門学校の特別講習を利用(夏季講習や冬期講習)
- 高校在学中から通信講座や予備校を利用(オススメ!)
- 高校卒業後に専門学校に入学
税務職員は、採用人数が比較的多く、きちんと対策すれば合格できます。高校からストレートで採用される人もいますが、専門学校で1~2年勉強してからの採用が一般的です。
税務職員を受験できる期間は4年しかなく、倍率も高いため、公務員専門学校で勉強したり、採用者数の多い大卒者試験から合格を目指す人もいます。
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税務職員の初任給(例)
税務職員の初任給(例) 150,560円 (行政職俸給表1級5号俸適用時。)
税務大学校研修後(1年後)は、一般的な行政職公務員より2割ほど高い税務職俸給表に切り替わり、約168,000円の給与となります。(税務俸給表 1級7号俸適用時)
- 扶養手当(子を扶養する場合、月額10,000円等)
- 地域手当(民間賃金水準の高い地域に勤務する者へ最高で俸給の20%)
- 期末手当・勤勉手当(ボーナス)(一年間に俸給等の4.5月分)
- 住居手当(借家に住む場合最高28,000円)
- 通勤手当(交通機関を利用して通勤する場合。1か月55,000円以内)
※税務大学校在学中は全寮制のため通勤手当、住居手当なし。
税務職員の仕事内容
税務職員は、国税の調査や徴収等に従事します。
国税の調査は、会社を訪問し、帳簿を確認し、所得隠しや課税逃れを見つける仕事です。
徴収は、税金の督促や、差し押さえなどの実力行使を行います。
相談窓口などの業務もあります。
税務職員の勤務時間
税務職員の勤務時間は原則1日7時間45分です(土・日・祝日休み)。
年次休暇は年20日((4月1日採用の場合、採用の年は15日)残日数は20日を限度として翌年に繰越)のほか、病気休暇、特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)及び介護特別休暇あり。
また、ワークライフバランス支援制度として育児休業制度等あり。
税務職員に採用後の研修
採用されると、税務大学校各地方研修所に入校(全寮制)し、約12か月間の研修を受けます。
その後、原則として税務署へ配属され、国税の調査・徴収等の事務に従事します。
3~4年に1度、転勤があります(採用管区内転勤)。
通勤可能署が少ない地方では、転居を伴う転勤もあります。
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