社会保険労務士とは。仕事内容と試験について解説!

社会保険労務士の仕事内容

社会保険労務士は、労使トラブルにも対処する人事・労務のプロフェショナルです。

近年の雇用形態は、正社員、アルバイト、パート、契約社員など、複雑化しています。
社会保険、年金、労使問題 への対応や、育児、介護に関する助成金や年金の専門家としての業務が期待されており、活躍の場が広がっています。。

社会保険労務士は、 労使の問題が複雑化することに伴い、企業内に社員としてとどまるだけでなく、独立開業するケースも広がっています。

このように、さまざまな労務関係の業務が期待されていますが、基本的には雇用保険の計算を含む給与計算や年末調整業務、届出書の作成等を通常業務とする場合が多いです。

社会保険労務士の独占業務
  1. 労働社会保険諸法令に基づく申請等の作成
  2. 申請書等の提出代行
  3. 申請等に関する事務代理
  4. 都道府県労働局及び都道府県労働委員会における個別労働関係紛争のあっせん手続の代理
  5. 都道府県労働局における男女雇用機会均等法、パート労働法及び育児・介護休業法の調停の手続の代理
  6. 個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続における当事者の代理
  7. 労務管理その他の労働及び社会保険に関する事項についての相談及び指導

社会保険労務士 の試験

試験日程

試験は毎年1回開催されています。
試験の申し込みは4月中旬~5月下旬です。

試験日 申込期間 合格発表
8月下旬 4月中旬~5月下旬11月中旬

試験科目・内容

社会保険労務士の試験は全部で8科目です。
選択式試験と、択一試験があり、総合得点と、科目ごとに定められる合格基準点を超えると合格します。

  1. 労働基準法及び労働安全衛生法
  2. 労働者災害補償保険法
  3. 雇用保険法
  4. 労務管理その他の労働に関する一般常識
  5. 社会保険に関する一般常識
  6. 健康保険法
  7. 厚生年金保険法
  8. 国民年金法

受験資格

社会保険労務士試験の受験には、①学歴、②実務経験、③厚生労働大臣の認めた国家試験合格のいずれかが必要です。

大学、短大、高専卒業者は、それだけで学歴をクリアしています。
学歴をクリアしていない方は、社会保険労務士や弁護士事務所で3年以上の実務経験などで補う必要があります。

受験料

受験料は、9,000円です。
支払方法を問わず、別途払込手数料200円が必要です。

社会保険労務士登録(合格後の手続き)

社会保険労務士試験に合格すると、社会保険労務士の資格を得られますが、このままでは仕事をすることができません。

社会保険労務士として仕事をするには、「全国社会保険労務士会連合会」(連合会)に登録しなければなりません。

登録するには2年以上の実務経験か、連合会が主催する「実務指定講習」を受ける必要があります。

また、連合会の登録を受けたものは、都道府県ごとにある「社会保険労務士会」の会員となることも必要です。

まとめ

  • 社会保険労務士試験は年に1回開催
  • 試験科目は8科目
  • 受験資格あり(大学、短大、高専卒又は3年以上の実務経験、指定された国家資格の保有)
  • 合格後、実務経験又は実務指定補修を受けることで、「社会保険労務士連合会」に登録できる。
  • 「社会保険労務士連合会」 登録と、「社会保険労務士会」に入会を経て、社会保険労務士の業務を行うことができる。
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